大型バイクだけではなく原付一種でも乗れる海外製のバイクについても紹介しよう。それはベスパ。イタリアのバイクメーカーピアッジオが製造・販売するスクーターメーカーだ。
映画「ローマの休日」で一躍有名になり、世界114カ国で販売されている。一目ぼれで購入する人も多いだろう。
女性におすすめのポイント
ベスパブランドのフラグシップモデル「ベスパ946」譲りのデザインと扱いやすい50ccエンジンを搭載し、原付一種や自動車普通免許で楽しむことができる。
「ベスパに乗ってみたいけど二輪免許を持っていない」という人におすすめしたいモデルだ。
イタリア車らしくカラーバリエーション豊富で「ドラゴンレッド」「モンテホワイト」「クレテセネージブラウン」「マレキアーロブルー」の5種類がある。
2ストエンジンだが、煙やにおいは気にならないレベルに抑えられているのはうれしいところ。
ベスパらしいクラシカルな要素を盛り込みつつ、収納スペースや乗降時のしやすさは日常で使うバイクとしてピッタリだ。
プリマベーラ50の特徴
車体はスチールモノコックにフロントサスペンションは片持ちのリンク式とベスパらしい構造になっている。ベスパらしさと同時にUSB電源供給ポートの搭載やシート下のスペースなどを装備し実用性を高めた。メーターも見た目はクラシックだが、最新鋭の液晶デジタルマルチファンクションパネルになっている。2019年モデルではヘッドライトがLEDとなり、より実用的なマイナーチェンジがなされている。発進加速は国産の原付にも負けていない。
メーカー希望小売価格は346,000円と海外メーカーだけあって高めの価格設定になっている。
プリマベーラ150について
150ccなので中型免許は必要になるが、もう少しパワーが欲しいならプリマベーラ150もおすすめしたい。道路の流れに乗りやすく高速道路の走行も可能だ。タンデム走行でも余裕を感じられるだろう。
環境性能を考慮したigetエンジンはアイドリングが静かで、走行でも静粛性を維持しながら加速する。スロットル操作と車体が動き出すタイムラグがほとんどないので操作しやすいだろう。
ブレーキはにぎり始めから効きだし、さらににぎりこむとグッと効くタイプになっている。ABSを標準装備し急ブレーキに安定感をもたらしてくれる。
グローブボックスやシート下スペースなど収納性も高く、盗難防止のイモビライザーも搭載し、実用性も高い。