FLHXS ストリートグライドSの特徴とは?
ハーレーダビッドソンからラインナップされているバイクモデルの中でも、ヤッコカウルとして知られているFLHXS ストリートグライドSは、フロントマスクにバットウィングフェアリングを採用しているという特徴がある。
このバイクメーカーの中では旋盤モデルとして人気があり、超ヘビー級の大型バイクが充実したハーレーダビッドソンの中では街中走行に適したモデルとしても知られている。
FLHXS ストリートグライドSは、ストリートバイクを想定したモデルだ。
車高は372kg程度で、決して軽量とは言えない。
ハーレーダビッドソンからラインナップされているスポーツスターシリーズのモデルは約220kg程度の重量だから、比較するとまだまだ大型バイクに分類されるかもしれない。
街中走行に適したバイクは全般的にコンパクトで軽量なバイクが人気だが、FLHXS ストリートグライドSはそうした意味では決して日本の街中走行に適しているとは言えないのかもしれない。
FLHXS ストリートグライドSは、大陸横断というロングツーリングから街中走行まで、幅広い走行スタイルにマッチするべく余分な機能や装備を可能な限り排除したシンプルなモデルである。
大柄のバイクでありながらも、無駄がなくシンプルな「バガースタイル」なのだ。
バガースタイルは、ライダーがカスタムしやすいバイクという意味を持つ。
実際FLHXS ストリートグライドSも、カスタムしやすいという点は大きな特徴だ。
もしもバイクの外観にこだわりたいライダーなら、ぜひFLHXS ストリートグライドSを選んでカスタムするのが良いだろう。
女性でも乗りやすい?
ハーレーダビッドソンで近年、小柄なライダーが多いアジアマーケットを視野に入れたモデル開発を行っている。
スポーツスターシリーズなどは、小柄な人が快適に乗れるバイクという理念で開発されたシリーズと言える。
しかし全てのモデルが小柄な人向けというわけではなく、FLHXS ストリートグライドSもそうしたバイクなのかもしれない。
日本でも購入することは可能だが、大型感のあるモデルのため、他のモデルと比較するとどうしても選ばれにくいという点がある。
しかし欧米市場においては高い人気を誇るモデルなのだ。
FLHXS ストリートグライドSは、車高は1,350mmで、座った際のシート高は695mmだ。
女性など身長が低い人は、このバイクを選ぶ際には一度試乗することをおすすめする。
大型のハーレーダビッドソンとこのバイクを比較すると軽量感や脚付きの良さを実感できるが、FLHXS ストリートグライドSでも足つきの安定感が不安という人は、同メーカーからラインナップされているスポーツスターシリーズをチェックするとよいだろう。