TRIUMPH STREET TWINの特徴
TRIUMPH STREET TWINは、ネオクラシックモデルのバイクである。
900ccのパラレルツインエンジンを搭載しており、見た目は大型なバイクという印象があるだろう。
なめらかな走りだしや低回転時の安定感は、クラシックバイクならではの魅力がある。
TRIUMPH STREET TWINも、そうしたクラシックバイクの魅力を存分に味わうことができるバイクモデルだ。
TRIUMPH STREET TWINはハンドルは幅広なスペックとなっているが、ライダーが乗った時に大型感を感じない配慮がされている。
無理な姿勢とならず、より自然な体制で走行を楽しめるスペックなのだ。
また排気量は1000cc程度だが、小柄なライダーが乗ってもバイクとのバランスが良く見えるという特徴がある。
バイクの重量は217kgと決して軽量とはいえない。
しかしハンドルのポジションが近く重心が低めの設計となっており、バイクの取り扱いにおいてはライダーの体感重量はそれほど重くないという点もこのバイクの魅力だ。
なお、燃料タンクは12リットルというスペックになっており、わずかながらバイクの軽量化に貢献している。
実際にTRIUMPH STREET TWINを走行すると、パワーを感じられるという点もこのバイクの特徴である。
スロットルを開けると、パワー全開でキビキビとした走りを楽しむことができる。
さらにタイトなコーナーでも曲がりやすく、バンクする際にも安定感を感じられるという魅力もあるだろう。
大型バイクを楽しみながらスポーティな走りも妥協したくないというライダーにとっては、ぜひチェックしてもらいたいバイクモデルだ。
女性でも乗りやすいポイントとは?
TRIUMPH STREET TWINはシート高が765mmととても低く、小柄な女性でも両足で地面を支えられる足つき感がある。
小柄な人だと、片足しか地面につかないとかつま先立ちしなければいけないというバイクも多いが、TRIUMPH STREET TWINなら身長160cm程度あれば両足を土踏まずぐらいまで地面につけられるだろう。
この足つき感は、ライダーに大きな安心感を与えてくれる。
信号待ちの時には、おしりを少しだけ左右にずらせば片足をべったりと地面につけることができる。
しかもTRIUMPH STREET TWINはシートの前部が細目となっており、乗った時には足をまっすぐ下ろせるという点も女性にとっては高ポイントだろう。
また、TRIUMPH STREET TWINはハンドルやクラッチが取り扱いやすいという点も魅力である。
ツーリングから街中走行まで、幅広く楽しめるシーンに対応してくれるバイクと言える。